こちらでは、不動産売却の種類についてご案内しています。不動産の状態や売主さんの状況によって、適切な売却方法は変わります。不動産売却のはじめの一歩として、ここから始めてみましょう。
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不動産売却を成功させるポイント
不動産売却を成功へ導くためには、いくつかのポイントをおさえる必要があります。これを知っているかどうかで、売却後に後悔するリスクをぐっと減らすことができますよ。高額売却・早期売却を実現するためにも、事前にしっかり準備しておきましょう!
不動産売却の基礎知識を身につける
まずは、不動産売却に関する基礎知識を身に着けましょう。多くの人にとって、不動産売却は人生で一度、あるかないかの経験です。専門用語や難しい手続きも多いので、「とりあえず不動産業者に任せてしまおう……」と考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、あまりに不動産会社へ丸投げしてしまうと、後々になって「やっぱりこの方法のほうが自分に合っていた」「高く売却できる手段を逃してしまった」といったことにもなりかねません。
信頼できる不動産会社を見つけることも大切ですが、後悔しないためには“知識”という武器を身につけることも大切です。わからないことはそのままにせず、ネットで調べたり、不動産会社へどんどん質問したりしましょう。
自分に合う売却方法を選ぶ
不動産売却を成功させるためには、自分に合う売却方法を選ぶことも大切です。
ひとくちに不動産売却といっても、その方法はさまざま。たとえば、引っ越し・転勤などに伴う不動産売却には「仲介売却」「不動産買取」という2種類の方法が考えられます。それぞれメリット・デメリットがあり、「時間はかかっても良いから、できるだけ高く売りたい」という方には仲介売却、「少しくらい安くなっても良いから、できるだけ早く売りたい」という方には不動産買取がおすすめです。
このように、重要なのは主に「売却価格」と「期間」の2つ。あなたの現在の状況や希望条件を考慮に入れつつ、最適な売却方法を選びましょう。
ある程度の期限を決める
不動産を売却する際は、ある程度の期限を決め、逆算してスケジュールを立てるようにしましょう。
具体的なスケジュールを決めておかないと、売却活動がだらだらと長引いたり、条件がいまいちな購入希望者がいたときに「売る・売らない」の判断が難しくなったりしてしまいます。たとえば仲介売却なら、売却期間は3~4ヵ月が一般的。あらかじめ期限を決めておけば、「そろそろ売り出してから3ヵ月だし、少々条件は悪いが売ってしまおう」というように、判断基準を明確にできるでしょう。
また、スケジュールをイメージしておくと、引っ越し準備などの予定を立てやすいというメリットもあります。売出し準備、引き渡し準備にもそれぞれ1ヵ月程度かかる場合が多いので、それらも加味しながら、売却成功までの道のりを具体的なスケジュールに落とし込みましょう。
それぞれの売却方法のメリット・デメリット
仲介売却のメリット・デメリット
仲介売却とは、不動産会社が購入希望者を募り、売主と買主との間で売買契約をとりまとめる方法です。売り出し価格は売主が自由に決定できるほか、ネット広告や折込チラシで広く購入希望者を募るため、高額売却を実現しやすいというメリットがあります。
ただし、仲介売却には、所定の仲介手数料が発生します。手元に残る額は「売却代金-仲介手数料」となるため、売却代金を住み替え費用などにあてる予定の方は注意が必要です。
仲介売却についてさらに詳しく知りたい方は、
こちらもチェックしてみてください。
不動産買取のメリット・デメリット
不動産買取とは、不動産会社が物件を直接買い取る方法です。不動産会社が買い手となるため、購入希望者を探し出す必要がなく、早期売却を実現できます。不動産会社によっては、最短3日で現金化できる場合もあるでしょう。「引っ越し期日が迫っている」「財産分与のため、不動産を速やかに売りたい」といった方におすすめです。
ただし、不動産買取の売却価格は、相場の6~7割程度となります。高額売却を目指す方は、仲介売却を選択しましょう。
不動産買取についてさわに詳しく知りたい方は、
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まとめ
不動産売却を成功させるためには、いくつかのポイントをおさえる必要があります。とくに売却方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分の希望や条件と照らし合わせながら最適な方法を選びましょう。
不動産の売却方法には主に「仲介売却」と「不動産買取」の2種類があり、仲介売却はより良い条件の購入希望者を募りやすく、不動産買取は購入希望者を募る手間がかからないという特徴があります。そのため、高く売りたい人には仲介売却、早く売りたい人には不動産買取がおすすめです。
また、不動産会社によっては「はじめは仲介売却で、売れ残りそうなら不動産買取で確実に売却する」という方法をとれる場合もあります。それぞれの特徴をしっかりおさえて、悔いのない不動産売却を実現しましょう。